その他


1.輸液や輸血

 食事や水分を自分で摂取することができない、または、不十分な場合には点滴によって輸液を投与します。

 栄養を摂取するためには、前腕などの末梢の血管から点滴を投与する方法、比較的太い血管から高カロリーの栄養剤を投与する方法があります。また、鼻から胃や十二指腸までチューブを挿入し、栄養剤を投与する方法、胃や腸にピアスのような穴を開けてそこから直接栄養剤を投与する方法もあります。

 また、患者さんによっては、出血による貧血により赤血球輸血が必要になる方もいます。さらに、血液の凝固機能が低下している場合には、血漿成分や血小板の輸液を投与することがあります。